2009年01月27日

シゴトについて


カフェに関する、とある本を読んでいたら、デザイナーの西村佳哲さんがこんなことを書いていました。

『仕事』は、単に収入を得るための労働ではない。それは自分と社会を関係づける、かけがえのないメディア(媒体)だ

これを読みながら、地域シゴトの学校のことを考えました。
(皆さんがやろうとしている事業プランでもいいです)

『地域シゴト』は、単に収入を得るための労働ではない。それは自分とまち(静岡、そこに住むもの)を関係づける、かけがえのないメディア(媒体)だ

お金もうけをしたくないわけではないけれど、そうじゃなくて、もっと欲しいものは、自分を表現できて他人とつながれる空間・場。地域シゴトを通じて静岡のまちや人と、もっと深くつながりたいのだと思う。

長くなったついでにもう一文を紹介。

<カフェについて>
カフェはあらゆる人にとって、自分を自然に表現できる方法の一つだ。~中略~
カフェの価値は、所有でなく経験すること、その場で過ごされる時間そのものの中にある。
そこで求められるのは、何かを伝える能力というより、喜びや幸せを共有するセンスだ。
モノではなく経験をデザインすること。価値を印象付けるのではなく、共有すること。


得がたい経験を共有できるカフェ、そんなカフェを作ってみたくなりました。



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Posted by ひろくま at 22:49│Comments(2)情報の芋ほり
この記事へのコメント
私もcafeいいなと思います。
cafeに限らず、日常品やセレクトショップ、リビングのような
ヒトが集う場所を持ちたいというか・・
でも、気ままに自然に出かけていきたい気持ちが強いので
定点にいられないというのがネックです。。

金曜のトークではありがとうございました。
Posted by ゆいまーるゆいまーる at 2009年02月18日 06:03
ゆいまーるさん
こちらこそありがとうございました。
いつもと少し違った辻先生のお話になっていたでしょうか。

人が集うための、場であったりモノであったりと、つなぐ媒体は色々
あるように思います。
人が集うことで何か楽しいこと、興味深いコトが起こっていくといいですよね。

そう考えてみると、ゆいまーるさん自身がすでにそんな媒体になっているのかもしれませんね。
またどこかでお会いできますように。
Posted by ひろくま at 2009年02月18日 10:43
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    コメント(2)