2008年07月29日

起業とパーティ


パーティは楽しい。だれだって、盛り上がるパーティは楽しい。その場にいたいとも思う。

だから、『なんかやるときには声をかけてね!』とか『一緒になんかやろうぜ!』とは言う。

でも、もう一歩前に出て、『パーティを始めるよ!』と宣言する人は、意外に少ない。

めんどくさいし、大変だから。

でもね、地域シゴトの学校・4期生の皆さんにはぜひ考えて欲しい。

どうせなら、他人の作ったパーティプランで盛り上がるより、自分でパーティを始めることを。

そちらの方が、大変だけど、盛り上がりは比べ物にならないと思うから。

まず手始めに8月9日(土)の講義後の打ち上げパーティをどなたか企画しませんか?

何事も練習だと思うんですけど。

  


Posted by ひろくま at 22:36Comments(2)地域シゴトの学校

2008年07月24日

『静岡遺産』記事を募集しています



静岡市役所15階 静岡暖快倶楽部
で倶楽部マスターをしているひろくまです。

毎日暑い日が続きますね。そういえば、今日は土用の丑の日。うなぎでも食べて、この暑い夏を乗り越えたいものです。
(しかし、高値となっている国産うなぎ。はたしてボクの口の入るかどうか?はなはだ疑問ではありますが・・・)

さて、今日は静岡のことを見つめなおしているであろう、地域シゴトの学校の皆さんにおしらせです。
暖快倶楽部の情報誌・十人十色では、秋号発行の準備が始まりました。
発行予定:9月中旬 発行部数:1万部 無料で市内各所の図書館、生涯学習施設、そのた公共施設などで配布。

この情報誌の編集方針は、『地域を見直し、地域を掘り下げ、地域からネットワークを広げていく』を基本とし編集側の一方的情報提供でなく、多くの皆さんに『伝え、表現する場を提供』していきたいと思っています。

ということで、毎回決まったテーマにあった記事を、団塊世代の皆さんを中心とした皆さんからお寄せいただいています。

次号・秋号の特集テーマは『静岡遺産』です。そこで皆さんに投稿・寄稿を呼びかけたいと思います。
ところで、静岡遺産って???

世界遺産も大切だけど、静岡市にも、たくさんの宝物や原石がある。しかしあまりにも身近すぎるのか、私たちは、その価値や重要性に気づいていない。このままでいるといつしかその大切なものたちが消滅してしまいそうだ。
いまこそ、自身の五感を研ぎ澄まし、静岡を見つめなおしてみよう。そこで発見できた『静岡遺産』を、後世に伝え、残し、育んでいきたい。
他にはないここだけの宝物。場所、建築物、食、技術、芸能、風習、景観など様々な角度から掘り下げてみたいと思う。


そんな『静岡遺産』の情報をお寄せください。
200~300字程度の記事の形でも構いません。よろしくお願いします。

そのほか、情報交差点のコーナーでは、NPO、ボランティアの活動のお知らせ、仲間募集、セミナーなど催し物のお知らせ記事も募集しています。掲載は無料です。

下記の十人十色・夏号をご参考にしていただければよりわかりやすいかと思います。
十人十色・夏号

記事に関するお問い合わせなどは、
静岡市役所 市民生活課 静岡暖快倶楽部(担当・深野)までお願いします。
電話054-2210-1265
  


Posted by ひろくま at 10:28Comments(6)

2008年07月23日

地域シゴトの学校・講義 ビッグイシュー日本 佐野章二さん

地域シゴトの学校・第3回目は、ビッグイシュー日本版を発行されている佐野章二さんの講義だった。

ビッグイシュー日本版より引用。
ホームレスの仕事をつくり自立を支援する
ビッグイシューは、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として、1991年に英国ロンドンではじまりました。~中略~雑誌販売者は、現在ホームレスかあるいは自分の住まいを持たない人々です。最初、販売者はこの雑誌10冊を無料で受取り、その売り上げ3000円を元手に、以後は140円で仕入れ、300円で販売し、160円を彼らの収入とします。


要するに、ビッグイシュー日本は定職も住所も持たない(持てない)ホームレスに雑誌を販売してもらい、その売り上げから収入を得てもらう仕組みを日本で始めて導入し、それを運営している会社である。その会社の社長が佐野章二さんだ。

この仕組みの肝は、一般的には自分の視野から疎外し見えないことにしているホームレスの人々を、ビジネスパートナーとして捉えなおしたことにあるのだと思う。

ビジネスパートナーである以上、そこにはお互い人間同士であるという信頼関係が引っ付いてくる。
そのことが人の絆を失いホープレスになり、結果ホームレスになってしまった人たちに再び人間として生きる勇気と希望を与えるのだと思う。
ホームレスに雑誌販売というシゴトを与えると同時に、人間として生きることのきっかけ、人と人の絆を取り戻すことのきっかけを与えているのだ。
ここに、この事業の意義がある。お話を伺いながらそう思った。

ビッグイシュー日本は、まさに、儲けではなく社会的利益を優先的に求める企業=ソーシャルエンタープライズ(社会企業)であり、それを経営している佐野さんは社会起業家である。

繰り返しになるかもしれないが、肝心なことは今までの見え方、見方をぐるっと転回してみること。そうして、それを効果的に多くの人々に伝える方法を考えること。ここに、これから先に考えるボクらのビジネスプランの種が埋まっている。そんな気がする。

ビッグイシュー日本 ホームページ  


Posted by ひろくま at 11:04Comments(0)地域シゴトの学校

2008年07月18日

未来を提示できる人

作家の橋本治さんが、『失楽園の向こう側』で書いていた。

『人間には三種類の違うカテゴリニーに属する人との関係が必要である。』

『三種類のカテゴリーとは、過去・現在・未来である。』

たとえば成人した子ども(普通の大人)にとって親は過去のカテゴリーに属する。友人は現在である。
いずれもその関係性が必要なことは明らかである。
では、未来のカテゴリーに属する人とはどんな人なんだろうか?

家族関係も悪くなく、仕事も順調、遊び相手にも不自由しない。
でもでも、なんとなく満たされない。
そんな人は、未来のカテゴリーに属する人との関係が足りないのである。
それがパートナーであるのか、友人であるのかはあまり関係ない。
ともに未来を語り、ともにリスクを取れる関係性が重要なのだ。

『未来を提示する人間の存在は重要である』 by 橋本 治

地域シゴトの学校のよいところは、未来のカテゴリーに属する仲間が大勢集まっていることです。
同期の仲間だけでなく、講師の先生や夜学にやってくるOBの皆さんも、未来を提示してくれる人たちです。
ぜひ、一人でも多くそんな方々とつながりを作って欲しいと思います。  


Posted by ひろくま at 15:33Comments(4)地域シゴトの学校

2008年07月18日

放課後ブログを始めます。

始めまして。ひろくまです。
このたび、静岡市の主催で開講されている、静岡地域シゴトの学校・第4期の放課後ブログを開設することにしました。

地域シゴトの学校とは、地域の問題を行政や一部の市民活動団体にお任せするのではなく、静岡に暮らす私たちで解決することを目指し、その人材を育成する講座です。
その特徴は、問題解決の手法にビジネス的視点を取り入れ、事業を進める中で問題解決を図ることを意図していることです。
すなわち社会的業家とかソーシャルアントレプレナーなどと呼ばれる人たちを生み出そうとする講座であるのです。

この放課後ブログでは、講座の様子や講師の方々のお話によって気づいたこと、考えたことなどを書いてみたいと思います。
もちろん、受講生の皆さんの交流の場にしたいとも思っています。

ま、あまり肩肘張らず、放課後の教室みたいな緩やかな感じで書いていけたらいいかなと思います。

一つだけ軸をもつとすれば、このブログがシゴトの学校に参加している方々ばかりでなく、これを読んでいただた皆さんに少しでも未来を提示することや未来を考えるきっかけになれるようにしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

  


Posted by ひろくま at 15:28Comments(0)地域シゴトの学校