2008年11月13日

山と街の間で・・・。

山と街の間で・・・。

久しく更新ができていませんでした・・・ちょっと反省。
この間、青木将人さんのファシリテーションのワークショップや、
山浦晴男先生の写真を使った分析・合意形成のワークショップなどを受講しました。
さらにその合間を縫うように、各グループごとのミーティングやワークで起業アイデアを練っています・・・。
しかし、話をするにつれ、何を目指したいのか混沌が深まります。

ところで、ボクらのグループでは、二つの問題をテーマにすえています。

病んでいる現代人と中山間地域の抱える問題です。この二つを解決する方法を模索しています。

さてさて、
山と街の間に立って、ボクたちは何を伝えようとしているんでしょうかねぇ。

山浦さんのワークショップを経て、断絶、つながっていないことが問題だ、とボク自身は思ってしまったのですが、
今日、ある人と話していて、つながっていないのではなく、つながりが見えなくなっているのでは?と言われました。
ちょうど、安倍川の水が地面にもぐって見えなくなってしまうように。

昔は、山と街のつながりが具体的なモノを通じて(媒介して)見えていました。
例えば、木材、薪、炭、食糧が山からやってきて、街の暮らしを支えていました。
その代わり、街からは山にはない生鮮食料や衣類、新しい流行なんてものが入っていきました。
そうやって、モノを通じて交流があった。
お互いの暮らしが目に見える形で、リアルに存在していた。

今はそのモノのつながりはなくなっています。
でも、道であったり人の交流までもがなくなったわけではないのです。
山と街の間に立って、それらをつなぐ(媒介する)もの、ことを生み出せば
再び、つながりはみえるようになる。。。そう考えたらまた違ってくるのではないか?


そのつなぐ、もの、こと、って何があるのでしょう?
それも、一方が生産者で他方が消費者であるような一方通行的なつながりでなく、
双方が行ったり来たりするような双方向的なつながりができないものでしょうか?

そして、それらを生み出すことで、僕らは何を社会に伝えようとしているのでしょうか?

そんなことを考えています。


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Posted by ひろくま at 12:10│Comments(0)地域シゴトの学校
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